【タイトル】

学校保健委員会 「PEP TALK!(ペップ・トーク)」

【本文】

 19日、学校保健委員会を開催しました。今回は、本学園の保護者の方々、学校医・学校薬剤師の先生方に参加していただき、後期課程の生徒を中心とした学校保健委員会としました。  まず、保健委員会の生徒が、5年生から9年生に実施した健康や心についてのアンケートの結果やそれに基づく考察を「今どきの有西生」と題してプレゼンしてくれました。  第2部は、岩崎由純さんを講師にお招きして、「PEP TALK」について話していただきました。岩崎さんは、日本ペップトーク普及協会代表理事で、以前は全日本バレーボールチームのトレーナーをされていた方で、バルセロナオリンピックにトレーナーとして参加されたという経歴の持ち主です。  ペップ・トークとは、スポーツ選手を励ます際に指導者やリーダーが試合前に行う「短い激励のメッセージ」=「前向きな背中の一押し」のことです。選手が試合に臨む前に、ネガティブな言葉を投げかけるとそのネガティブなイメージをしてしまい、ネガティブな結果になってしまうということでした。なでしこジャパンが2011年のサッカーワールドカップ決勝戦、アメリカとのPK戦に向かう前に、当時の佐々木監督が「思いっきり愉しんで来い!」と言って、チームの選手がみんな笑顔でPK戦に臨んだというお話は当時の映像と共に紹介してくださいました。岩崎先生のお話は、生徒たちもグッと惹き付けられる魅力的なお話ばかりでした。  今朝、校門で登校してくる後期課程の生徒たちに、ペップトークの三三七拍子を投げかけてみました。  校長 「できる できる」  生徒A「僕ならできる」  校長 「できる できる」  生徒B「必ずできる」 みんな、笑顔でポジティブな言葉を返してくれました。義務教育を修了し、それぞれの進路に向かっていくこの時期の9年生にとっては、「魔法の言葉」のように心に残ったと思います。


【添付ファイル】

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