【タイトル】
【9年生】平和への思いを ~平和スピーチ~【本文】
修学旅行の事後学習として、「平和スピーチ」を行いました。3分間という限られた時間の中で、感じたこと・考えたこと・平和への思いを伝え合いました。 以下は、スピーチの一部・抜粋です。 ◇私は、この平和学習を通して、あらためて戦争は悲惨で恐ろしいものだと感じました。命だけでなく、大切なものを奪う戦争を二度としないために、私は思いやりの気持ちを持ちたいです。また、今の自分の生活がどれだけ平和で幸せなものかを忘れずに、平和学習で学んだことをしっかりと活かしたいです。 ◇普段僕たちは平和が当たり前過ぎてあまり平和について意識が向かないことがありますが、平和は非常に大事なことで、僕たち一人ひとりが思いやりのある行動をすれば、世界がより平和になると思いました。 なので僕はいろんな人に思いやりのある行動をしようと思います!! なので今日から皆さんの思いやりのある行動をしましょう! ◇私は、長崎は自然豊かな街だと思っていましたが、そこには復興作業に携わった方の思いがあったからなのだと思いました。 ◇長崎へ行く前の事前学習では、原爆の想像以上の威力に、漠然とした恐怖は感じたものの、私達のいる現代とは遠くかけ離れたものに感じて、あくまで歴史上の、授業で習うような「知識」として、私の記憶に残っていました。しかし、あのような遺留品や、被爆者の方の話を再度聞いて、あの惨劇は、私達のいる世界で、しかもほんの数十年前に実際、起こったものなのだと心から思いました。 私が今回の学習で学んだことは、平和を願う人々の願い、そして、自ら行動することの大切さです。長崎の人々は、原爆に遭いながらも、二度とこのような歴史を繰り返すまいと、平和な未来のために多くの事をしていました。それは、起こってしまった悲劇に蓋をせず、しっかりと自分たちの目で受け止め、この先の未来を思って行動した、当時の人々の勇気と願いが、しっかりと後世へと受け継がれてきた証拠だと思います。 ◇平和とは何なのかということを考えながら班行動をしていると度々長崎の方に話しかけてもらいました。その人達はみんな優しく、「どこから来たの?」などの声をかけてもらいました。これは東京ではなかなかないことで、平和というのはどんな人にも優しくお互いに節度を持って関われることなんだろうなと思いました。自分なりの平和を見つけることができて良かったです。 ◇平和な世界にしていくためには、自分の固定概念をなくし多様性を大事にすることが必要だと思います。すべてのことをただ否定したり、嫌がったりして対立してしまう前に話し合うことが必要だと思います。話合うことでお互いの誤解がとけたり、新しい視点から物事を見れるようになり、納得し合え争いごともなくなると思いました。【添付ファイル】
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