江東区立有明西学園

　３年生がパラリンピック半年前のスペシャル授業として、パラ陸上100ｍ、走り幅跳びでリオデジャネイロパラリンピックに出場し、東京パラリンピックでも出場が内定している高田千明選手をお招きしました。高田選手のコーチでコーラーをされているオリンピアンの大森盛一さんも一緒に授業を進めてくださいました。
　高田選手は、Ｔ１１という全盲クラスで100ｍ走や走り幅跳びに出場しています。こどもたちも実際にアイマスクをして走ってみて、伴走する人の大切さとその難しさ、アイマスクをして走ることの大変さを実感したようです。
　高田選手が、「みんなが、私たちの競技を応援する時にはどうしたいい？」という質問をされました。こどもたちは悩んでいましたが、正解は「コーラーの合図や声がちゃんと選手に聞こえるようにするため、静かに（応援）する。」でした。応援する人の協力、力が選手のベストパフォーマンスには必要だということを教えてもらい、自分たちが何をしなければいけないかについて考えることができたようです。
　新型コロナウイルスに備えて、いつもの手洗い等の対策をとりながら、取材される方々にも組織委員会を通して新型コロナウイルス対策をとっていただきました。３年生だけの日々の授業の一環ということで、対策もとった上で実施したことを併せて報告させていただきます。